北九州ブログ

北九州ブログで新しい文化を  池浦正勝氏


NPO法人 足立山麓文化村 村長
ファッション文化総合プロデューサー
池浦正勝氏



1990年池浦正勝氏は「北九州ファッション協会」を設立し、現在は本業の服飾ファッションアパレル業の他、NPO法人足立山麓文化村を発足させて、地元の歴史や文化の普及活動に専念している。「人生の決算書」の完成が現在の同氏の生き様だが、サムエル・ウルマンの「青春とは」の詩は、池浦氏のためにあるようにも思える。足立山麓の北九州が一望できる自邸も、山荘として散策に訪れる人々へ開放するなど、無私の姿が美しい。「もっと自分たちの『ふるさとを知る』ことが、北九州市を国際都市へと成長させる原点になる」という池浦正勝氏(ご夫人は「第1回北九州技の達人」に選ばれた、(株)ミズレイコ代表取締役・世界的ファッションデザイナーの池浦玲子氏)に、北九州の目指すべき方向について年頭に伺ってみた。

プロフィール
昭和9年北九州市生まれ。ファッション文化総合プロデューサー。株式会社ニューロビングループ代表取締役社長。昭和52年3月協同組合ニューロビングループの代表理事に就任。平成元年北九州ファッション協会を設立し、専務理事に就任。平成7年7月「足立山麓文化村」を開村、代表として観月会、創作神楽など多彩な催しを開催。経済同友会会員、(社)小倉法人会理事、(社)北九州中小企業団体連合会理事等、多くの公職を務める。

皆さま、新年あけましておめでとうございます。かねてから構想していました、この北九州ブログを本日元旦から正式にアップロードすることができました。このブログは市民みずからがイキイキとした北九州市をつくるための場として立ち上げました。ご協力をいただきました皆さまに心から御礼を申し上げますとともに、北九州を活性化させる意見の交流の場、ビジネスを促進する場として使っていただければ幸いです。
私たちのふるさと北九州には、特有の自慢できる、人、もの、観光スポット、誇れる文化がいっぱいです。「北九州ブログ」にみんなの思いをどんどん書き込んで、ふるさと北九州の夢と魅力を探しだし、そして発信できるように願っています。

文化のあふれる国際都市を創造する力は、私たち市民一人ひとりの中にあると思っています。私の願いは、ここ北九州に世界から人々が訪れて、誇れる街・国際都市を創造することです。
私の人生におけるファッション文化総合プロデューサーとしての出発点は、平成元年の北九州ファッション協会の設立にあると思います。協会の設立動機ともなった17年前の市長との対談の際、市長からいただいた「北九州のために頑張ってください」の一言、それらの過程がクリエイティブへの活力の原点になっていると言ってもいいでしょう。

ミズ・レイコ東京本社のあるカラート71

パリやニューヨークに会社を置き活動するミズ・レイコは多くのファンに支えられている。特に東京のカラート71は若いデザイナーやルイ・ヴィトンの作品発表の場としても多くの方に活用されている。

NRCCニューロビンカルチャーセンター

現在では北九州でも、生活のすべてにファッションが関わっているのだということを
理解していただけるようになりました。北九州の多くの企業に参画していただき、この街の活性化を目指して活発な活動ができるまでになりました。本当に素晴らしいことだと思います。
この北九州にはNRCCを置き、ファッションショーをはじめ様々な催しに対応して
います。音楽やダンスなど人々の個性の発表の場として、志のある人達にどんどん活用していただきたい。世界中の人々が訪れてくれる魅力ある街にするために、NRCCを文化活動の場として開放しています。地域の人達が支え合って活動できる、そんな地域社会づくりの場として大いに利用して欲しいのです。一人ひとりが地域の会合や打ち合わせなどを通して、街づくりの意識向上と結束を高めることが不可欠な要素だと思っています。


このような考えの中、北九州と力強く発展する隣国・中国の人々のふれあいの場をつくるために、今、北京市内にサロンをつくるプランをつくってはと模索しています。民間領事館としての性格を持ったサロンができないか?ということです。

 ■日中のビジネス交流の場
 ■中国へ進出する日本企業のリスクマネジメントをする場
 ■日中間の貿易量のさらなる拡大
 ■当然ですが、私たち日本人と中国の人々の友好関係の交流の場

などをサロンの4つのコンセプトを具体化して素晴らしい未来が開ければと模索中です。

北京に民間領事館としてのサロンを

2008年のオリンピックの成功を目指して中国の人々はパワフルに活動しています。そんな人々にサロンを通して北九州を知っていただき、ぜひ北九州を訪れてもらいたい。特に、北九州の中でも小倉の鍛冶町や砂津川のあたりは、ぜひ訪れて散策してもらいたい場所です。幸いにも、このあたりは日本の昔の静かな佇まいを残しています。
足立山麓文化村では平成12年夏から、このエリアの小倉中央小学校を中心にした住民・市民有志による町づくり懇話会を続け、町づくり活動を次の段階に進めるために、懇話会を小倉都心東部まちづくり「国際文教福祉ゾーン推進期成会」へと発展させてきました。由緒あるお寺や教会のある鍛冶町エリアの電柱の地中化、街路の石畳敷やインターロッキング化、砂津川の緑化計画などを盛り込んで、北九州を訪れた外国の方々がチープに泊まれる美しい街づくりです。地元の人々もおしゃれに装って散策したくなるようなエリアは、和と国際色豊かな街づくりができれば本望です。そのためには砂津川はもともと長浜・赤坂地区として歴史にも大切な川です。この川は、現在はコンクリートの護岸ですが、環境首都を目指している北九州市です。ぜひこの川に桜並木などをつくって、紫川のように環境共生型の護岸にできればと思います。

小倉中央小学校(左)そばを流れる砂津川の護岸に桜並木(CG合成)も構想に

中国大陸からはもちろん、世界の人々が北九州を訪れ、北九州全体が生活と文化としてのファッションが薫る地になれば、こんな幸せなことはありません。ぜひ皆様のご協力をいただければと思っています。
また設立13年を迎える「足立山麓文化村」では、子供たちの目線で村を育てるコンセプトを考えています。そんな中から生まれたのが、足立山麓を子どもパークにという考えのです。

■フィールド・アスレチック施設を設ける
■森の中の小屋を、波打つような板張りの回廊でつなぎ、それぞれに個性ある工作室を創造する
■草木の育成や研究、鳥や動物の観察を行う
■子どもの「伝言板」や子ども新聞、作品の展示をいろいろな場所へ掲出する

子供たちの発想は本当に自由です。足立山麓文化村に、次代を担う新世代の子供たちが確実に育っています。

足立山麓に拡がる小倉の街並み

文化村の合言葉は、「足立の山から文化の風を」です。伝統文化と新しい生活文化の創造に、あなたの力を活かすことができると思いますので、より多くのご賛同を賜りたいと思います。
今年の私の課題とも言えるキーワードを次の通りに設けてみました。

■中国の政治の中枢・北京との交流プランを形に近づける
■北京市内に民間領事館としてのサロンプランを実現に向けて進める
■国際都市としての北九州の途づくりを促進する
■北九州を中国はもとより世界中の人々が訪れる情緒ある街に育てる
■子供たちの目線から見た足立山麓文化村の新事業のスタートを準備する

この5つの実現に向けて全力を注ぎますので、皆さまの暖かいご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。


2006/12/11(07:38) カテゴリ:culture コメント(27) | トラックバック(0)

この記事に対するコメント

1.ツルより  (2006/12/17 12:04)

鍛冶町って細い路地がしっとりって感じで、ほんとうに良い街です。路地の一隅にお地蔵さんなんかもあって、一心に掌をあわせる方なども見かけると、日本だなぁって実感できます。

2.北 九州男より  (2006/12/17 12:12)

東京でカラート21見ました。オシャレな街の風景とベストマッチングのスタジオでした。この辺りには外国の人が多くって、二人連れの金髪のお姉さんが擦れ違う時、ニッコリ微笑んでくれたりします。北九州も良いけど、たまに行く東京も楽しいですよ〜。


3.コーギより  (2006/12/18 11:34)

日暮れ時の小倉です。西に皿倉山、帆柱山、若松のほうには高塔山、北は関門海峡。自慢できる故郷で〜す。


4.のみ助より  (2006/12/18 11:38)

トニカク鍛冶町の人の多いこと!
午前2時になっても、ヒト・ヒト・ヒト!この次期はヤッパリ財布の紐も緩むネェ〜


5.飲まれマンより  (2006/12/19 18:41)

ふん、この季節は仕方ないよ。パァ〜っとウサバラシ、明日のエネルギーにしょ。と言っても明日も忘年会なんだよね。(亀田の方が見たいだけど、これもお付き合いだね。)


6.砲台山より  (2006/12/23 11:59)

宗像にいくと、ヴォランティアで宗像ガイドと呼ばれる方々が地域内の史跡を案内してくれるそうです。宗像ガイドになるには、講習を受けたり試験を受けたりが必要なそうですけど、足立山麓文化村でもヴォランティアの山麓ガイドを育成したらどうでしょう?これから団塊の世代が離職していくんで、その人たちの生甲斐にもなるんではないでしょうか。

7.妙見住人より  (2006/12/26 16:11)

足立山麓の妙見は自然に囲まれ静かで本当に良いところです。また坂道
が多いので足腰も鍛えられますよ!

8.足原住人より  (2007/01/01 13:34)

北九州ブログ、開設おめでとう御座います。足立山麓文化村の活動は、地元の誇りだと思っています。これからもガンバッテください。

9.良い所より  (2007/01/01 13:38)

足立山麓は、散策にとってもいいところになりました。ところで、メモリアルクロスから南側三叉路までは、自動車を通す必要があるのかなぁ?自転車の無料貸し出しをしてサイクリングロードにする方が◎のようだけど。

10.祝 北九州ブログより  (2007/01/03 11:12)

元旦の新聞に見ました。開設おめでとうございます。博多なんかに負けずに私も踏ん張ります。池浦さんの無私に感動しました。北九州にも誇れる方が居ますね!!

11.北九州ブロより  (2007/01/03 11:16)

元旦の新聞を見て、このブログ開きました。池浦さんってスゴイパワーですね。私たちにも何かヴォランティアできることないのかなぁ〜。

12.足立山麓ガイドより  (2007/01/03 18:14)

こいつは面白いです。自然豊か、奈良時代からの歴史豊か、こんな魅力あるスポットには必須です。
是非、官民でシステムを考えて遣ってみおましょうよ。

13.団塊世代定年より  (2007/01/03 18:17)

もうすぐ定年で、金はあるけど暇もある。”山麓ガイド”大賛成。
委員会を作ってジックリ取り組みたい。文化村に連絡すればいいのかな?

14.ガイドより  (2007/01/03 18:18)

足立山、戸ノ上山などトレッキングガイドもどうでしょうか?

15.靖幸より  (2007/01/04 13:10)

久しぶりに実家に帰って フログを知りました 夫婦共に小倉出身 大阪暮らし14年 皆どうしてるか知りたくなりました 同窓会的なコンテンツ作ってください

16.初出勤より  (2007/01/04 17:47)

あいさつ回りも、未だ早すぎて時間もてあまし。デスク端末で遊んでて”北九州ブログ”発見!<この街にも、やっと良いブログができたね>

17.みいんより  (2007/01/04 21:18)

北九州には輝いている人がたくさんいます。北九州ブログ、みんなで盛り上げていきましょう!

18.北九州夢ロマン実現へより  (2007/01/06 00:34)

 北九州市にも、こんな素晴らしいブログがやっと誕生したのですね。
 日本一子育てがしやすい住みやすいまち、誰もが憧れる美しい市に…今後の「北九州ブログ」の発展を祈念し、応援しています。
 私は、昭和24年生まれで、米町小学校の出身ですが、少子化で堺町小と統廃合で『小倉中央小学校』になったと聞いています。現在は、嫁ぎ先の飯塚市在住ですが、遠足に行っていた懐かしい「足立山」の山麓文化村の様子に一度行ってみたいと心躍ります。
 娘が、京都の大学を卒業後、デザイン関係のエディターコースの勉強をパリで1年半して、現地の出版社で企業実習し先月帰国したばかりです。
 だが、九州では新しい感覚や感性を大事にした編集や発信の仕事が無いと嘆いて、東京に就職活動に出かけ、春から新規出版開始予定のフランス系の出版社に雇って貰えそうになってまいりました。
 どうやら東京とパリを行ったり来たりするようになるのかもしれません。 もう少し早く池浦さんのような方々に出会っていたら…九州からも世界に向けて発信する仕事があったのでは?と思います。
 それで、英語・中国語・韓国語だけでなく出来たらフランス語のもあるといいですね。
 よろしくお願い致します。

19.ラ・マルセイエーズより  (2007/01/06 23:12)

お嬢様に、北九州のソフト活性化に役立つフランス情報を寄せていただくなど、是非ご支援をお願いします。故郷を少しでもいい街にしましょうよ。

20.北九州フロクより  (2007/01/15 18:24)

すげぇ〜!
3ヶ国語対応なんですね!
北九州がもっと国際都市になれるように願っています。

21.国際都市より  (2007/01/23 06:44)

空港のハブ化と24時間化が不可欠ですね。

22.無私より  (2007/01/28 05:58)

世知辛い世の中にあって、無私で私たちの街の活性化を応援してくれる池浦様に頭が下がります。この度は、北九州のためにこんな立派なブログを作っていただきました。本当に感謝します。そして街が元気になるように、このブログを元気に活用します。ありがとうございました。

23.企業人より  (2007/01/28 20:34)

功なって、私財を投じて故郷のために尽くせるのはスゴイです。何億円持っていようが、死後の世界に持っていけるわけではないですもん。池浦さんの言行一致を、あらためて再認識しました。オーナー社長の生き様に、喝采です。

24.フムより  (2007/01/29 03:34)

今までの経験から、企業人さんに同意せざるを得ないな。街のため、人造りのためにご協力を、っていうと、とたんにシャットアウトされる街だね。自分の企業のことしか考えてないね。街が栄えれば、巡りめぐって、やがては潤うシーンも来るだろうに。街造りには、そんな辛抱が必要だよ。近視眼的経営者が多いのかな。☆そんなユトリは無い!と言うのが本音かもしれないけど、ユトリはポケットマネーからでも出さなくちゃ。そんな旦那さんがいない街に、文化は育たないよ。1,2万円くらいは、北九州のこれからのために無くしたつもりで、いろいろな活動に協力してあげようよ。

25.豊前より  (2007/02/04 12:26)

必要なお金も出さずに、口だけ出すのは頷けないと思う豊前です。人の懐をあてにする人は卑しく見えます。この時代、まとまったお金がないと何も出来ないのは当たり前。善意の人だけに頼らず、貧者の一灯が大切だと思います。

26.博多弁より北九州弁より  (2007/02/05 18:13)

市長もやっと変わりました。お国からの助成金が無いと北九州市も苦しいですが、創意工夫で前に進みましょう。お隣の商業都市とは違う街を創りましょうよ。

27.シャイより  (2007/02/05 18:17)

しんしゃい。きんしゃい。を聞くと何でかイライラ。「しぃよ」、「こんね」が標準語やろ。

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