北九州ブログ

●夢は宇宙へ


学校法人 電子開発学園九州
KCS北九州情報専門学校
情報システム専門科主任講師 鈴木 邦夫さん


 年齢や性別に関係なく、「宇宙に興味がある」「宇宙に行ってみたい」という方は多いはず。では、皆さんは「モデルロケット」という言葉を聞いたことがありますか? モデルロケットとは、「大空高くロケットを飛ばしたい」という夢を手軽に叶えることができる、本格的なロケットです。その指導講師(「特定非営利活動法人 日本モデルロケット協会」認定)がKCS北九州情報専門学校にいらっしゃると聞いて、早速、訪ねてみることに。
 そもそもモデルロケットって何? KCSとモデルロケットの関係は? そんな疑問を、モデルロケットの指導講師である、情報システム専門科主任講師の鈴木邦夫先生にぶつけてみました。

●子どもの頃から宇宙に対する興味を


 日本モデルロケット協会は、モデルロケットを通して、青少年の宇宙科学に対する啓蒙、育成活動を目指そうと、1990年に設立されました。素晴らしい人材を育成するためには、子どもの頃から宇宙に興味を持ってもらうことが大切というわけです。
 モデルロケットの一番の魅力は?という質問に、「自分でつくったロケットを打ち上げるおもしろさ」と語ってくれた鈴木先生。八幡出身の鈴木先生は子ども時代、パイロットになりたかったと言います。
 「アポロ11号の月面着陸が、ちょうど小学生の頃でした。桃園の児童文化科学館に月の石や月着陸船が展示されているのを見て、宇宙に憧れたものです」
 桃園の児童文化科学館に月の石!? それは知りませんでした。でも、月の石や月着陸船を目の前にして、「いつか自分も宇宙に行ってみたい」と夢膨らませた少年少女はきっと多かったことでしょう。


 さて、モデルロケットとは、専門工場で生産されたカートリッジ式の固体燃料エンジン、回収用のパラシュート、さらに電気式の着火装置といった、大型のロケットと同等の仕組みを体験・学習できる本格的なロケットです。
小型のエンジンを用いても、時速180kmで高度100m以上ロケットを上昇させる能力を持っています。経験を積むと、全長3.0mを超える手づくりロケットを高度3,000m以上の大空へ時速800kmを超える速度で飛ばすこともできるようになるという。

 ロケットを安全に打ち上げるためには、モデルロケットとエンジンの取り扱いの基本を知らなければなりません。そのため、モデルロケットを始めるなら、ライセンスを持つことが基本となります。
 従事者ライセンスは技量によって第4級から第1級に分けられ、それぞれ取り扱えるモデルロケットが違います。講習を受けて基礎をマスターし、モデルロケット従事者ライセンスを取得すれば、ロケットエンジンを購入することができ、自分で作ったロケットを大空へ打ち上げることが可能になるのです。詳しくは、「特定非営利活動法人 日本モデルロケット協会」のホームページをご覧ください。


●KCSと宇宙開発

 では、KCS北九州情報専門学校とこのモデルロケットは、どういう関係にあるのでしょうか。
「うちのグループ企業の中に宇宙技術開発株式会社(SED)という会社があって、ロケット発射のための飛行安全システムや発射場の運営などに携わっているんです」
 この鈴木先生の話を聞いて、なるほどと納得できました。
 日本では、最先端技術の獲得や地球環境問題への貢献を目的として宇宙開発が行われており、今後もH-KAやM-Nロケットの打ち上げが予定されています。その中で、ロケット打ち上げ・管制におけるコンピュータの役割は必要不可欠です。
 KCSでは、これからの最先端技術を担う若者たちに、宇宙開発に対する興味・意欲を感じてもらうきっかけとして、モデルロケットによる啓蒙・育成活動に取り組んでいるのです。

「クラブ活動の一環としてモデルロケット部があるんですよ」と、鈴木先生。ただ、飛距離があるため、打ち上げ場所の確保がなかなか難しいそうです。


●専門学校ならではのおもしろさ

 「これからはコンピュータの時代だ!」と、今の道に進むことを選んだ鈴木先生ですが、やりがいを感じるのは、「学生がパッと電気がついたようにひらめいて、今まで分からなかったことを理解してくれた時や、あることをきっかけに積極的に勉強し始めた時ですね。そして、学生の笑顔が何よりの喜びです」。
 なるほど。ここで自分の夢を見つけた学生も、きっと少なくないことでしょう。
 最後に、KCS北九州情報専門学校の魅力を伺いました。
 「専門学校は分からないところもなるべく分かりやすく、手を添えて導いていくので、少しでも興味を持って入ってきたら力が付くはずです。もちろん、あとは本人のやる気次第ですが。KCSにはシステム開発、マルチメディア、医療情報、ビジネスと、多彩な分野があります。また、専門学校と大学を4年間で同時に卒業できる大学併修科もあります。コンピュータ関連を網羅しているので、コンピュータに興味があればKCSの門を叩いて、あとは自分にあった科を選んでいただければと思います」

 モデルロケットに興味がある方は、KCS北九州情報専門学校にお問い合わせください。

※お問い合わせ先 
 KCS北九州情報専門学校
 〒802-0001 北九州市小倉北区浅野2-4-1
 TEL.093-531-9131  E-Mail:web@kcsk.ac.jp
 モデルロケットの啓蒙・育成活動への取り組みのホームページもご覧ください。


2007/08/07(:) カテゴリ:study コメント(5) | トラックバック(0)

この記事に対するコメント

1.ペンシルより  (2007/08/09 19:17)

日本のロケットも大きくなったものですね。

2.行ってみてんより  (2007/08/09 19:19)

種子島に一回行ってみてん。ロケットに火が入ったとき大地がユレンルンよ。思わず足が震えたよ。

3.オヤジより  (2007/08/12 18:42)

最近の若い人、全部ではないけれど夢を持たなくなったように見えます。感動は自分から探さなくちゃいけないです。
※夢を形にするには最低限度の知識が必要です。高校くらいからの学習。コレが不足しているように思います。ノンベンダラリとした生活を送っていると、社会に出て苦労しますよ。苦の無い楽なんて無いんだから!

4.最近のオヤジより  (2007/08/14 09:48)

若い人に注意や指導する気概がないよ!

5.元女子高生より  (2007/08/18 17:01)

高校時代を思い出しました。化学の先生の脱線した話、ペンシルロケット、糸川博士のことはよく覚えているけれど化学のことは??
大人になってみて、もう少し学習すればよかったって思います。

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