北九州ブログ

■曽根干潟の自然に学ぶ

私にとって曽根干潟は"Peaceful place"と表現したい場所。

その静かな風景を前にすると、波立っていた胸の内がすーっと凪いでいきます。



今は渡り鳥の季節。(曽根干潟は渡り鳥の中継地点として有名です)
鳥が見たくて大潮の日を選んでみました。
潮が満ちる時刻にはカモメ、シギ、ツクシガモを追うバード・ウォッチャーの皆さんの姿が。私も海に落とさないように小さなデジカメをしっかりと握りしめて、ささやかに仲間入りさせてもらいました。

このゆたかな泥の海を初めて訪れたのは数年前の夏のこと。

明るい陽ざしを浴びながら、小さな生きものが無数に動き回っている・・・・・・「じぃじぃじぃじぃ」不思議な音があたりに満ちていて・・・聞いたら泥をすくって食べる小さなカニなのだそうです。
静かで豊かでゆったりとした干潟には生きものがたくさんいて、あたたかな命の気配があふれていました。

干潟には自然の浄化作用があるそうですね。
生きものの世界は「循環」してるんだということを体感します。

そうそう、目の前をカブトガニが泳いでいるのを見たこともあります。


近くの学校の学習の場にもなっているようですね。

夕焼けの時刻もいいですよ。
明日の心配などなかった小さな子どもの頃ってこんなだったかなって・・・。
仕事やお金や人の心や体のこと・・・そんな不安がなんにもなくて毎日毎日太陽がやさしく西に沈んで行った日々を思い出します。

潮が引いたときに、沖の「間島」まで歩いて渡ることができるそうですが、先月は本当に海の中を間島まで歩いていく人を見かけてびっくりしました(まるで水牛車で海の中を行く西表島みたいな光景)。
地元の人によると、慣れた人だけがわかる海の中の道があるのだそうです。

さてこの日、真上を舞うかもめの姿をなんとかカメラにおさめようとしたのですが、かもめのジョナサン達の速いこと速いこと!そしてMyカメラのシャッタースピードの遅いこと!
自称鳥好き、しかも白い鳥好きの私、ついに1枚も空飛ぶかもめの撮影はかなわず、むやみに空の写真ばかり撮ってしまいました。

そんな私の労をねぎらってくれたのか、空にまっ白な飛行機雲が・・・。

飛行機雲を見ると心が晴れわたっていくのは私だけでしょうか。


Reported by北九州ブログ 空音(そらね)


2007/01/21(12:11) カテゴリ:nature コメント(16) | トラックバック(0)

この記事に対するコメント

1.間島より  (2007/01/21 18:08)

小学生の時、干潮のあいだに間島まで歩いていってハゼを入れ食いで釣った記憶があります。仰るように良い干潟ですよね。旧北九州空港の跡地開発で荒らされないように、市民の宝物として見守って行きましょう。

2.飛行機雲より  (2007/01/21 18:10)

心が晴れ渡るというより、旅情をそそられるかな。こんな日常は一時中断して、東南アジアにでも行ってノッタリするかぁ〜、と思いますね。

3.環境首都より  (2007/01/21 18:13)

昨年の環境首都賞で子供さん達が表彰されてましたね。博多の人工島のように、大切な自然が壊されないよう守っていきましょう。

4.キレイより  (2007/01/21 22:40)

キレイな写真といい文章ですね。文章はもちろんですが、特に写真のコンセプトとアングルがプロ級ですね。すっかり北九州ブログにハマッテしまいそうです。

5.マリオより  (2007/01/22 15:41)

この環境がこれ以上悪化しない様、またこれからの世代に残せる様、無駄な開発などによる自然の破壊が無いことを切に望みます。
干潟を残すに、海から山までの環境の維持・修復を考えなければいけませんね。

6.かぶとがにより  (2007/01/22 19:28)

昔はよく見てました。
今も生息しているみたいですが最近見られた方はおられるのでしょうか?

7.空音(そらね)より  (2007/01/23 06:50)

>かぶとがにさま
私が見たのは1年半くらい前だったでしょうか・・・大きなカブトガニがすーっと泳いでいく姿を見て「あれ?今の標本で見たことのあるカブトガニ?」ってびっくりしました。とてもきれいでりっぱでしたよ。
下曽根在住で毎日のように曽根干潟に通っておられる方にきいてみたところ・・・「カブトガニが卵を産みに来る6月末〜7月末の大潮(〜中潮)の満潮の時刻に見えるのよ。年によって違うから・・・一昨年は一日に何匹も見ることができたけど、去年は1匹も見られなかった」とのこと。卵を産んで50日後に生まれてくるそうです。
曽根干潟がいつまでもカブトガニにとって来やすい場所であってくれるといいな。

8.かぶとより  (2007/01/23 12:36)

若松の岩屋の海岸に死骸がいっぱいありました。但し30年以上前の話です。

9.空音(そらね)より  (2007/01/23 12:59)

脱皮・・・じゃなくて、死骸でしたか。
赤潮の時に大量に死んでしまったりする、と聞きました。
「脱皮」ならいいのに・・・ですね。

10.かぶとより  (2007/01/23 19:42)

そうか、脱皮だったのかもしれませんね。オボロゲですが、ひっくり返してみると、意外と中身が無いなぁ、と思った記憶があるような。

11.空音(そらね)より  (2007/01/23 20:39)

脱皮といえば・・・(って、これから先は「虫嫌い」の人は読まないでくだされ!絶対ですヨ)
・・・ここから先を読むアナタ、大丈夫ですか?虫キライではないですね?
ダンゴムシは7回くらい脱皮して・・・自分でそれを食べちゃう(ゴミを出さないの)!成虫になっても脱皮を続けるのだそうです(私も脱皮したい)。
嫌われ者のムカデもすごい。卵を産んだら自分の体でぐるっと巻いて守って、生まれてくるまで動かず、飲まず食わず(その期間はけっこう長くて2〜3週間以上だったと思います。ふくふく太ったペンギンじゃないんだから・・・その間どうやって生きてるんだろう?)。
なんか人間より・・・エライ?

12.かぶとより  (2007/01/24 07:44)

人は脳みそが脱皮してますんで、きっと外からは見えないだけですよ。私の場合は、脱皮ではなく、確実に進行しているのは脱毛ですが。

13.空音(そらね)より  (2007/01/24 11:20)

え?脳って脱皮するんですか?
仕事の合間にこそこそ(?)調べてみましたが・・・不明。
うう・・・気になって仕事が手につかないデス(ちょっぴりですが)。
かぶとさま、教えてくださいませっ。

14.かぶとがにより  (2007/01/24 18:35)

失礼します。
私は以前、全身に蕁麻疹が出たことがあるんですが、その時は全身脱皮してしばらくの間皮がポロポロと剥げ落ちていましたよ。
失礼しました・・・

15.かぶとより  (2007/01/25 10:49)

空音さま。表現が不適切でごめんなさい。記憶野の旧い情報が消えて、脳が受ける日々の刺激により<新しいニューロンが毎日延びる>と言ったつもりでした。自分よがりの表現はダメだ!反省します。PS/また綺麗な絵と流麗な文章を心待ちにしています。

16.空音(そらね)より  (2007/01/25 11:54)

家では「おとぼけくん」と呼ばれてます。
何でもすぐ信じるし妄想してしまうのです。(プラス天然・・・とも言われてます。いると和む〜と言われるのでまぁいいか・・・)
ちょっとぱたぱたしてコメント返信送れてしまいましたが、かぶとさま、おこころ遣いありがとうございます。
身近に同じような皮膚疾患の人がいて脱皮の苦労をみています。
曽根干潟も私たちの体も地球も、きれいになるといいですね・・・。って、口だけじゃなくてまず自分の部屋をきれいにしなさい。はい、そうですね。

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