■不調に学ぶ春のひととき
のどかな春の光に誘われて・・・久しぶりに自転車で散歩に出かけてみました。
東区の七条から高見神社をひとりでくるくる。

あたたかな陽ざしに桜が雪のように舞う・・・1年を通して今だけの風景にしみじみ。
背後から、家族でお花見に来ている子どもたちの元気なかわいらしい声も聞こえてきて、まさに春らんまん。
高見神社はこんもりと緑が深く、小鳥が多いのでしょうね・・・鳥のさえずりと木々の葉ずれの音が心地いい場所です。
さらに大門辺りまで足を伸ばして、お花屋さん、お菓子屋さん、そしてブティックを覗いて、着たことのないラインの服を試着させてもらい、つかの間の変身を楽しんで、週末の午後を堪能しました。
天気も上々で久しぶりに風を切って走ると気持ちのいいこと・・・。
こんな風に自転車に乗れるようになって良かった・・・。
思えば、右肩の調子が悪くなってもうずいぶんになり、自転車さえ、あまり長い距離は乗れない状態が続いていました。マイ自転車がマウンテンバイクタイプなので、肩が前屈の姿勢に堪えられなかったのです。
いわゆる「五十肩」です。この病名好きになれないなあ〜と思って調べたら、昔は「長命病」と呼ばれたこともあったとか。それも切ない響きがありますね。
無理なダンベルがきっかけで肩を壊して以来、痛いのでかばってかばって動かさないでいたら、しっかり固まってしまったのです。腕があがらない。着替えもスムーズに出来ない。パーキングで手を伸ばして駐車券を取ることができない。ひょえ〜。自分の体じゃないみたい。
体は使わないとほんとうにすぐ固まります。
肩は実に繊細な動きをする部分で、骨は筋肉にささえられてぶら下がってるようなものらしいです。
最初はまあ右肩だけだからたいしたことないか〜と楽観していたのですが、体って循環しているので、一箇所おかしくなると体全部に影響がでるものなのですね。びっくり。
まさに、今日のニュースで盛んに流していた「異常気象」や「地球温暖化」と同じ理屈で、何かのバランスがくずれると全体の調和に関わってくるのは避けられないみたい・・・。
肩の不調が首や背中、腰に影響して、とってもおかしな感じになってしまいました。
毎夜痛みで目が覚める・・・まさに「体がウツ」状態。
一時期は左右の筋肉バランスが崩れてお箸やマウスももてない状態になったことも。
整形外科はもちろん整体やハリ、整骨院を転々とする日々が続きましたが、その中でいろいろなことを学びました。
・健康って何ものにもかえがたいんだな〜
・体が自由に動かせて、あたりまえのことがあたりまえにできるって幸せなんだな〜
・家族や友人がちょっとしたことを助けてくれるのってありがたいな〜
・人間の体ってすごいな〜
・健康そうに見える人だって本当は本人にしかわからない苦労があるのかもしれないな〜
・1日が始まって無事に終わるのってありがたいな〜
・夜中痛くて苦しいけど、「おはよう」や「おやすみ」を言える人がいてくれてありがたいな〜
・人はひとりで生きてるんじゃないんだな〜
・体を大事にして自分も大事にして人や物も大事にして一日一日きちんと暮らしていきたいな〜
そして「他力本願じゃだめだ」ということもつくづく実感したことのひとつです。
日本人のダイエットは「ごりやく志向」で、自力で努力するより、「食べたらやせる」「飲んだらやせる」という方法がとても好き・・・という記事を読んだことがあります。かたや欧米のダイエットは食事とエクササイズが中心だと。
なるほどな〜浅はかだな〜と思っていたのですが、なんのことはない、私自身も同じ穴のムジナでございまして、「この治療で一発で治る」という即効性のあるものを求めていたことに気がつきました。
ステロイドのように「劇的に治る」ものを焦って探していたのです。
要は、自分で地道に筋トレしてインナーマッスルを鍛え、可動域を広げる痛いリハビリにまじめに通わなくては治らないのです。
はあ〜「こつこつ」がつくづく苦手な私。
こつこつやれたらだいぶ今までの人生も変わっていたと思うのですが、今までの私って、短期決戦に走って、きっちり積み重ねていく生き方をしてこなかったのではないかしらん。
ここいらで切実な命題ができて、生きてる内に、この苦手を克服できるチャンスなのかも。
欲張らずに少しずつ少しずつほふく前進。
その甲斐あってか、整骨院の先生に昨日「だいぶ肩の動きがいいですよ」と言われてにっこり。
ほんとにじれったいくらいの日々わずかな変化なのです。
でも、必ず治る。きっとじわじわと春が来る。
「夏になったら上まで上がるようになりますよ」そのことばを信じて、今はじっくりじわじわの変化を楽しんでいこうと思います。
Reported by 北九州ブログ 空音(そらね)
2007/04/08(13:07) カテゴリ:
health コメント(7) | トラックバック(0)
この記事に対するコメント
右肩痛、左足首痛、両膝痛、両手首痛、です。でもコンドロイチンを飲みながら楽しくジムに通ってます。先日、体重計で量ったら、<肉体年齢36歳>って表示され、大喜びしました。でも実態は50歳過ぎのヨレヨレ人間です。・・・歳には勝てんよ。まったく。
高見神社あたりの鬱蒼とした緑、キレイですね。私は金毘羅公園から美術館に続く、小山の小径をよく歩きます。緑の香りがステキですよ。
桜井良子さんと丸一日ご一緒した折、彼女が言ってました。「入院した時、さぁこれで沢山本が読めるぞって思ったんだけど、体力がないと字も読む気が起こらないのよね」って。空音さんのおっしゃるとおりで、健康一番、勉強と仕事は二番みたいですよ。お大事にしてくださいネ。
あ〜ぁ、金毘羅公園のグルグル山道の桜を見逃したぁ。
一見健康そうに見えるわたしですが、頭はパッパラパー。オマケにアトピー。アトピーの塗り薬のせいで、年寄り若く見える、健康そうに見えると言われる始末です。
外見じゃわかんないんですよね。
そうなんですよね、本ばかり買ってしまって体は動かさない、なんか見てるだけで痩せた気になって・・・気持ちいい季節になったので体、動かそう!さっそく散歩に出かけてきます。
>体重計さま
すごいですね。励みになります。
>エバーグリーンさま
あの道は私も大好きです・・・って、もう数年歩いてないですが。ネコがたくさん住みついていましたよね。
>付き人さま
ほんとに体が基本ですね。ありがとうございます。
>巻貝さま
私も見逃しました。残念。あそこにはつくしポイントもありますが、ここ数年見逃しっぱなしです。
分身の術を使って、北九州の数ある桜ポイントのあっちにもこっちにも行きたいものです。
>健康そうな人さま
そうそう、そうなのです。想像力ゆたかに、感度良好で、生きていきたいものでございます。
>ダイエットさま
おぉ、耳に痛い!
バランスボール買って・・・だんだんすみっこに移動していってます。
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