北九州ブログ

■一風変わったセミナーに行ってきました

こんにちは。
北九州ブログの空音(そらね)です。

桜並木が美しい国際通り近辺。

この一角にあるJICA九州で先月開催された一風変わったセミナーに参加してきました。


それは「開発教育に役立つファシリテーショングラフィックセミナー」。
え?どんなセミナー?

実は私もどんなセミナーかあまりよくわからずに参加してみたのです。
(参加の理由:好奇心のアンテナにむずむずっときたから)

セミナー講師の志賀壮史さんが「里山計画研究所」というNPOを主催されているとのことで、そのサイトを見にいったら面白そうだったから・・・という不純(?)な動機からの参加です。

皆さん、「会議」とか「話し合い」に参加されることありますよね?

私の乏しい経験で申し上げると・・・会議や話し合いって、とっても実りあるものになることは稀で、「報告会」になったり「予定調和」で終わったり・・・なんてことが多かったように思うのです。
いや、時には退屈で眠ってしまったりすることも(ごめんなさい)。

人前で意見を言うのが不得手な人の考えも充分に引き出せて、参加した人が皆、思う存分討議できて、いい形で結論や方向が定まって・・・終わり!
なあんて楽しい会議できたらいいのにな。
・・・それは会議に参加する皆さん万人の願いかも。

こんな本があります。

「いつまでそんな会議やってんの」
総合法令出版
古賀 ひろのり (著)

小説形式の本らしく、まだ読んでませんが面白そう。
会議本はいろいろ出ています。
なんだか身につまされますね。

志賀さんのおすすめ参考文献の紹介も興味をそそられます。

貴重な時間を使って行う会議ですもの、やるなら楽しくいいものしたいですね。

人の中で生きていくのにコミュニケーション能力が大切といいますが、会議はコミュニケーションの凝縮かもしれません。

ということで、「ファシリテーショングラフィックセミナー」。
平たく言うと「ファシリテーション」というのは“発言や参加を促し、進行していく手法”で、ファシリテーショングラフィックというのは“〜議論を見える化する〜会議をより良くするための板書”のことです。

facilitateの“facil(ラテン語)”という言葉には「簡単にする」という意があり、ファシリテーターは、会議の混乱を交通整理して議論を方向づけていく役目を担います。

まずは全員自己紹介・・・というと、『自己紹介・苦手〜』と思われる方もおられると思います。
さすがプロのファシリテーター志賀さんは、場をゆるめるセンスが抜群で、手短で個性的な自己紹介の手法に場はぐっと和みました。

ファシリテーターは議長ではなく書記でもなく「会議お助け人・会議進行の魔法使い」といった感じでしょうか。

やさしそうなおひげや服の色、口角をくっと上げてにこやかに話す、親しみを持つ文字の書き方・・・など、全てファシリテーターとして考え抜かれておられるそうです。
さすがだ・・・。

参加者は「ファシリテーションって何?」という人から「セミプロファシリテーター」まで24名。年齢も10代から50代までさまざまです。
中には、人前で話すのは大の苦手という人も。

会議というものは、目的にたどりつくために、まずとにかくたくさん意見を「出して」「出して」・・・が望ましいのですが、私たち日本人って「自分の意見をきちんと出す」の不得手な人も多いですよね。
ましてや「意見を理論的に説明せよ」とか「ディベートしよう」なんて言われるとくるくるしっぽを巻いて退散したくなります・・・。

そんな参加者の気持ちをゆるめて、胸の中の思いやひらめいたものを互いに見える形にして、会議に貢献させるあざやかな手腕には脱帽です。

4つのグループに分かれて、意見や情報を「共有」し、意見をふくらませ「拡散」し、整理・分類して評価・意志決定し「収束」するまでの流れを、実習しました。

具体的にどんな内容だったのか・・・書き出すと数ページに及んでしまいそうなので、こちらでふんいきをごらんください。

志賀さんの「ファシリテーショングラフィック」に関するサイトです。


こう・・・むらむらっと「会議」したくなりませんか?

参加メンバーには現職の学校の先生や教育学部在籍の学生の方もちらほら・・・いききとした教室の様子が目に浮かびます。

ああ、会議に出たい、ファシリテーターを経験してみたいという野望に胸がふくらんで一日のセミナーが終わりました。

ファシリテーションセミナーは昨年に引き続きの開催でした。
いつかは未定ですが今後も開催される予定あり。
市報の告知欄に目を光らせておいてくださいね。

写真は、このセミナーを企画されたJICA国際協力推進員の高田順子さんです。

今日もどこかで行われている会議、楽しく実りあるものになりますように。


2008/04/04(19:04) カテゴリ:seminar コメント(11) | トラックバック(0)

この記事に対するコメント

1.ヒットより  (2008/04/06 10:32)

私の会社も会議だらけです。
数十人が一堂に集まって、結局は主催者との一対一の会話を聞いているだけ。
個人面談をしたほうがズット効率がいいです。

2.いつまでそんな・・より  (2008/04/06 10:35)

仰るとおり!
いつまで損な、です。
時間の無駄な会議の多いこと。
いっそのこと上意下達で行けば良いのに、形式上コンセンサスを得るような会議が多いですね。

3.営業社員より  (2008/04/06 10:36)

会議はやめて、ブログのカキコでやってくれ〜。

4.ストレス発散より  (2008/04/07 20:02)

会議で言いたいこと言って、スカッとしたい!けれども小心者。

5.空音(そらね)より  (2008/04/08 00:00)

おお、皆さま。
よくわかります。
「会議で言いたいこと言って、スカッとしたい!けれども小心者。」←桜の下でしみじみ語り合いたいものでございます。

6.ストレス発散より  (2008/04/08 20:31)

空音さま。
お酒持参でやりますか。

7.ゆとりの場より  (2008/04/09 19:07)

仕事サボって飛行機の着陸を眺めてました。結構たくさんの人が昼寝してました。


8.小日本人より  (2008/04/10 19:04)

会議ってなーんか発言しにくいオーラが出てるような気がします。終わった後、何の会議だったの?と言う会議ばかりです。『会議』って言葉が発言をしにくくしている言霊なのかも!
会議の内容にもよるんだろうけど、お茶とお菓子があって重い雰囲気にならない中での会議がいいような気が・・・でも、この景気の悪い中そんな空気を作る事ってかなり厳しいですよね。
会議の進行役が、かなりうまくないとやっぱりダメなんですかねぇ。

9.泣く子より  (2008/04/12 08:21)

と地頭と議長には勝てません。
特に議長は上長なので、ナ〜ニを言っても無駄ですね〜。

10.会議の意味より  (2008/04/13 23:45)

一つのテーマにみんなが意見を出し合う情報交換の場?
それとも、一人の意見が公開され、それに賛同する、しないを出し合う場?   ???
発言する人は徹底的に考えまとめているのが一般的。会議の収穫は参加する人はそのテーマへの考察をしているかどうかで、ずいぶん違うみたい。
つまり、意見を持ち寄って会議することが大切なんですね。
意見には自分で考えたこと、聞いたこと、読んだことなど分類しておくんでしょうか?

11.空音(そらね)より  (2008/04/15 14:06)

皆さま、ありがとうございます。

会議のプロセスは「共有」「拡散」「収束」。
「共有」・・・情報共有
「拡散」・・・意見出し
「収束」・・・整理・分類/重み付け/意志決定

“意見を持ち寄って”も大事だとは思いますが、その場で、人の意見を聞いてから出てくる意見やひらめきもあるでしょうし、『意見を出してもらうテクニック』もいろいろあるようです。
例えば・・・「意見、出しにくかったですかね・・・ちょっと手元でメモしてください」と、メモ書きして出してもらうとか、ペアで話してもらうとか。

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